過剰摂取

青魚と組み合わせて悪玉コレステロールを減らす

大豆イソフラボンにはさまざまな働きが期待されていますが、それを更に活かせる働きをする栄養素や食品と一緒に組み合わせて摂ることでさらなる健康・美容効果アップが期待できます。
健康面から言うと、最近何かと話題に上がるのが、中性脂肪です。
中性脂肪とは、4種類ある脂質の一種で、その構成成分は砂糖などの糖質に炭水化物、そして動物性脂肪などで、これは肝臓でつくられます。

そして人間の体が活動するときのエネルギー源となるのですが、量が過剰になると、皮下脂肪の主成分として蓄積され、さらに増えてしまうと、貯蔵されていた脂肪が分解されて再び血液中に放出され、これが血液中の中性脂肪やコレステロール値の増加に繋がります。
こうなると脂質異常症の危険性、そして動脈硬化の発生率を高めることになります。
日本人の場合は、心筋梗塞になりがちな人のコレステロール値はそれほど高くなく、むしろ検査においては中性脂肪が高値を示す場合が多いといわれています。

そのため、健康を維持するために中性脂肪を減らすために有効な魚の脂肪部分に含まれるEPAという成分が効果的なのです。
このEPAは、中性脂肪値を低下させたりする他にも血液の流れをよくしたり、動脈硬化を発端とする、様々な生活習慣病の予防、そして改善にも優れた効果を発揮します。
このEPAは、魚の脂肪分に最も多く含まれているようで、白身魚よりも青魚の方が含有量が多いとされます。

また、焼くと脂肪が落ちるので、焼き魚ではなく、新鮮なお刺身やホイル焼き、煮魚といったまるごと脂肪も一緒にとれる調理法が最も効率よくEPAを摂取できるのでオススメです。
EPAの作用としては、血液を固まりにくくする効果から、血液をサラサラにして、血中の中性脂肪や悪玉コレステロール値を減らし、生活習慣病を予防します。
また、ガンの原因となる成分の動きを抑制することで、ガン予防にも効果を発揮します。
さらに炎症やアレルギーの原因である成分を抑えることで、慢性炎症やアレルギー症状の改善に役立てることが出来ます。
特に血液循環を改善する効果とイソフラボンの肌の代謝を合わせることで女性に嬉しい美肌効果を引き出すことができるので肌荒れが気になる女性にオススメです。

このページの先頭へ