過剰摂取

イソフラボンは女性ホルモンに似た性質

イソフラボンがエストロゲンという女性ホルモンに似た構造を持っていることから、植物性エストロゲンともいわれています。
そのため、イソフラボンの効能としては、更年期障害や乳ガンなどの女性特有の病気に対して有効だとして脚光を浴びています。
しかし、女性ホルモン、というものがどういうものかご存知でしょうか?

じつは、女性の中で分泌されるホルモンはエストロゲンだけではなく、その他にも、代表的なものでプロゲステロンやオキシトシン、そして男性ホルモンであるテストステロンも微量ながら分泌されているのです。
女性ホルモン、というだけあって、女性特有の月経や妊娠、出産に関連することは想像できても、他にどのような作用があるかはなかなかわかりません。
しかし実は、女性ホルモンによって精神的な影響も受けているのです。

アメリカで、女性犯罪の80%以上は、生理前に起きているという報告があります。
それは、その時期になると女性ホルモンの分泌量が減り、闘争心を煽る男性ホルモンであるテストステロンが多く分泌され、女性ホルモンの比率が減っているためです。
同時にこの時期に肌荒れで悩む女性が増えるのは、この理由からと言えます。

また、女性ホルモンであるプロゲステロンが多いと、性欲が減退すると言われています。
プロゲステロンは性欲をおさえてしまうホルモンとして有名で、実際にアメリカなどでの国では、性犯罪者にプロゲステロンを注射するという措置がとられています。
逆にエストロゲン量が増える排卵時は性欲が強くなるとされています。

このように、女性ホルモンは様々な面で私達の生活の一部を担っているのです。
しかし、このホルモン分泌は加齢とともに減少してしまうので、外部から取り入れることが必要になります。
この時に有効になるのが、イソフラボンというわけです。
イソフラボンは女性ホルモンに似ていることから非常に女性ホルモンが減少してしまうことで引き起こされてしまう様々な症状の改善に有効とされています。

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