過剰摂取

豆腐2分の1丁、納豆1パックが一日の目安

イソフラボンにはさまざまな効能があるからといって、摂れば摂るほど良いというものではありません。
適量であれば、生理不順を改善できる効果があるのに、イソフラボンを過剰摂取してしまうと、子宮内膜増殖症を引き起こしやすくしたり、生理周期を乱して逆に生理不順をきたしたりします。
イソフラボンの大量摂取によって健康に害を及ぼす危険があるとして、食品安全委員会は、イソフラボンの1日の摂取量の目安として、上限として70mgから75mgと記しています。

そのうち、特定保険用食品やサプリメントなどとしてイソフラボンを摂る場合は、1日あたり30mgまでが上限として決められています。
もし一日分をきっちり摂りたいと考えると、残りの40mgから45mgは、イソフラボン含有食品を食べることで摂取することがオススメです。
そこで、もし食事で摂取するとなると、豆腐1/2丁、または油揚げ一枚、納豆であれば1パックで一日の摂取目安を大体確保できます。

食事に味噌汁などでお豆腐を加えたり、納豆ご飯を朝食にしたりと、ちょっとした工夫でクリアできる量ですね。
納豆ブームで様々な納豆を使った和食洋食を問わないレシピ案がネット上でもたくさん入手できるので、洋食好きでもきっと気にいる一品があるでしょう。
また最近女性に多く取り入れられているのは、わざわざ調理を行わずに、豆乳を飲むという方法です。

このパターンだと、わざわざ食材を買ってくることもなく、ただ冷蔵庫に保存してあるものを飲めばいいだけですので簡単です。
しかし、これは大豆類が苦手だったり、豆乳が嫌いだと少々無理がありますね。
その場合は、手軽なサプリメントが便利です。
一日に決められた量を服用すればいいだけなので、調理方法によってはイソフラボン量が変化するかも知れないということを考えると、イソフラボンを効率よく摂取するには、もっとも簡単で手軽な方法かもしれません。
ただし、その分摂取量が過剰になりやすいので、きちんと自分のとった量を把握する必要があります。

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