過剰摂取

豆腐や納豆などイソフラボンを多く含む食品

大豆イソフラボン、と言われるくらい大豆に最も多く含まれているイソフラボンですが、実際に大豆に含まれているイソフラボンの量を知っている人は少ないでしょう。
数値で言うならば、100gに対して、およそ140㎎含まれているとされます。
数値としては14%で、多いか少ないかとなると人それぞれですが、一日分は食品安全委員会によって、上限として70mgから75mgとなっていることから、必要分を摂るには難しくないものと考えていいでしょう。

むしろ、オーバーしてしまうと、子宮内膜増殖症の危険性が増し、生理不順を引き起こしたりします。
そう考えると14%は多いのかもしれません。
さて、同じ大豆類で、私たちがよく食べる食材では、お豆腐がありますが、これも100gに対しておよそ20mg、おからであれば10㎎程度、油揚げが39㎎ほど、お味噌汁の味噌が49㎎、さらに納豆であれば73㎎程度が含まれていると言われています。

そのため、食事を通してイソフラボンを摂取するとなると、大体豆腐1/2丁、もしくは油揚げ一枚、そして納豆であれば1パックで一日の摂取量に到達する計算になるのです。
もちろん、イソフラボンのためとはいえ、このような食材だけを取り入れることは健康障害につながるので絶対にやめましょう。
食事に味噌汁などでお豆腐を加えてわかめやその他の具材を一緒に食べ、朝食でなら、納豆ご飯と付け合せを考えたりと、やり方は様々です。

わざわざ調理を行わずに、飲み物として豆乳を用意するのもひとつの手です。
忙しすぎてそれどころではない、大豆製品が苦手だと言う人であれば、サプリメントでイソフラボンを補充することが出来ます。
しかし、忙しすぎてイソフラボンが必要だ、ということであれば、ストレスが原因となっている事が多いので、出来るだけストレスが溜まらないように注意していく必要があります。
女性ホルモンはストレスによって分泌異常が起き、若い世代での更年期障害の発症につながるので、不安があれば、婦人科にかかってみましょう。

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