カプサイシンと同時摂取でIGF-1増加

大豆に含まれる、イソフラボンは、様々な効果があることで知られていますが、その中でもあまり知られていない効果の1つとして、発毛効果があります。
そして、この発毛効果は、カプサイシンと一緒に摂ることによって効果を高めることが出来ます。
この要因は、人の体内にある物資で、皮膚や骨、そして筋肉、さらに唾液など、どこにでも含まれている、アミノ酸結合体であるIGF-Iです。

IGF-Iとは、Insulin-like Growth Factor-Iの略称で、日本語では、インスリン様成長因子といいます。
このIGF-Iは、認知症やうつ病、糖尿病等の生活習慣病や加齢による免疫力の向上や肌のアンチエイジングなどの効果があります。
このアンチエイジングの作用の1つとして、発毛効果があるのです。

しかしなぜカプサイシンとイソフラボンを一緒に摂取すると、発毛に良いのでしょうか。
それは、2つを同時に摂ることによって、IGF-Iが増え、これが発毛因子として働き、高い確率で毛母細胞を活性化させ、髪の毛の成長を促進することができるという研究結果が出たからです。
この具体的な作用としては、イソフラボンでカルシトニン遺伝子関連ペプチド（CGRP）をつくらせ、カプサイシンでそれを放出させると、CGRPに刺激されて最も効率よくIGF-Iを増やします。

また、実際に髪の毛を増やすだけでなく、髪の毛の成長サイクルの周期を正しく整えることにより、丈夫で太い、健康な髪の毛が生えてくることを期待できます。
周期が正しく回ることは案外重要な事で、髪の毛のサイクルが整えことにより、細い不健康な髪の毛が減るので、十分に成長しないまま抜けてしまう髪の毛が減るので、抜け毛予防にも効果的です。
育毛剤などと併用して、食生活にイソフラボンを含む大豆とともにカプサイシンを摂れる麻婆豆腐などの食品を取り入れることがオススメです。
また、薄毛などの髪の毛の問題は、偏った食生活や不健康な生活リズム、ストレスからくる精神的な負担などからも生まれます。
そのため、この機会に日常生活を見なおしてみることもオススメします。